Home  > 石材について

 

 

 

 

 


別窓が開きます>

 

石材について

四国の銘石

「日本の銘石」は墓石材として愛され続けています。特に関西地方では古くから瀬戸内地方、四国地方の花崗岩(御影石)がその品質・色目により高級墓石として好まれています。

 

大島石

岩石分類 白系花崗岩
産地 愛媛県越知郡宮窪町

〈歴史〉

大島石の歴史は、1500年代までさかのぼり、500年の歴史を持つ石材です。
大島石の採掘が本格的に始まったのは明治初期といわれていますが、昭和30年以降墓石用に需要が急増したのに伴って、搬出用、機械や採掘用の削岩機、ジェットバーナー(切削機)などの設備が導入され、生産は大きく増加しました。

〈特徴〉

庵治石に並ぶ瀬戸内の高級墓石材として、全国に広く知られています。大島石は花崗岩の中でも群を抜く硬さと、青みをおびた透明感のある石肌で、日本を代表する高級銘石として絶大な信用と支持を得ています。主に墓石材として使用されてますが、記念碑、モニュメント、建築材などとしても使用されてます。


 

庵治石

岩石分類 花崗岩
産地 香川県木田郡庵治町

〈歴史〉

庵治石の歴史はとても古く平安時代後期から採石使用され、遠く京都までも送り出され、およそ1000年の歴史の中で注目を集めていたと言えます。
香川県での庵治石製品加工の発祥は、およそ650年前の石清水八幡宮の再建時と考えられています。工法作品等斬新的な加工がはじまるのは1814年屋島東照宮造営の頃と言われています。

〈特徴〉

日本三大花崗岩のひとつで、「花崗岩のダイヤ」と呼ばれ「世界一」と称される、最高級御影石です。石目はとても細かく、硬質で吸水性が低いため、耐久性もあります。石目は斑(ふ)と呼ばれるウロコ雲にも似たまだら模様が特徴で、この風合いが均一にはっきりと現れているものほど高級です。産出量が非常に少ないため墓石用品としては最高級品です。
 

青木石

岩石分類 花崗岩
産地 香川県丸亀市広島町

〈歴史〉

青木石の採石の歴史は古く、豊臣秀吉が大阪城を築城した時に、青木石を使用したにが始まりといわれています。
以来数百年を経て今日でも、墓石材をはじめ、記念碑、石像など、さまざまな石建築の分野で利用され、新たな歴史を刻み続けています。

〈特徴〉

細目の優しい目合いは人当たりが良く、独特の青味が特徴です。硬質かつ粘りもあり、墓石用材はもちろん彫刻材、建築材などとしても使用される。青口・黒口・白口など、丁場によって色目が異なります。